身体が自律神経に及ぼしたであろう影響

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はじめに

毎日寒い日が続きますね。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私がパニック障害を発症した前後のことを振り返る上で気になることが1点あります。

結論から先に申しますと、私がパニック障害を発症した原因の一つとして、運動が足らなかった事が大きく影響しているのではないかということです。

もちろん運動嫌いの方、もしくは普段全く運動しない方が必ずパニック障害になるわけではありません。

ここからは推測ですが、もともと身体を動かすのが苦手な方は、それはそれでバランスが取れていて、何も問題が起こらないのではないかと思います。逆に運動嫌いな方が運動を強要されるとそれはストレス以外の何者でもないと思います。

ところが、私のように小さい頃から何かと活発でずっとスポーツを続けていた人間にとっては、身体を動かすことで血流の改善を保っていたり、交感神経と副交感神経のバランスを保っているのではないかと考えます。

パニック障害と運動不足の因果関係 その1

パニック障害と運動不足の関係性について私が実感した二つの事例をお話しします。

まず最初に17歳の冬にパニック障害を始めて発症した時のこと。

16歳までは、まだ高校で軟式テニスの部活に入部し、毎日練習し、試合にも出ていました。

もちろん若い頃で元気な盛りなので血流が悪くなるということはあまり起こらなかったでしょう。

そんな中、高1の時の軟式テニスの試合で国体予選がありました。当時ベスト8が国体に出場できるという試合で、ベスト16をかけての試合で惜しくも惨敗してしまいました。

そこから普段の練習からフォアハンドイップスに陥り、徐々にテニスが楽しくなくなり、やがて練習にも行かなくなり、遂には全く部活に出なくなってしまいました。

そこから数ヶ月でパニック障害発症です。

パニック障害と運動不足の因果関係 その2

もう一つの事例として、30歳の頃の2度目のパニック発症の状況です。

この時の発症前も運動不足の傾向が顕著にありました。

大学を卒業して田舎のスーパーマーケットに就職して毎日、1万5千歩ほど歩く毎日でした。

スーパーの現場で7年半ずっと毎日歩いていた時はパニックのパの字も感じさせてないほど元気な生活をしていまた。

途中23歳の時に気管支喘息を患ったり、同じ年に酷いアトピー性皮膚炎を患いましたが、薬の処方で生活にはあまり困らない毎日でした。

この二つの疾患は不摂生で怠惰な大学生活から、就職して社会に出て、上司も厳しい方だったこともあり、社会に適応していく際に受けたストレスからではないかと考えています。

就職して7年経ったある日、首のヘルニアを患い、首から肩甲骨周りの激痛と、左腕に痺れが発症し、遂には左手の筋力低下が出現しました。

当時の主治医は首の手術を勧めてきましたが、私は怖くて手術せずになんとかする方法を模索しました。

ここでもパニック障害の時と同じく色んな整形外科を転々としました。

整骨院や鍼灸、自然療法などなど、いろんな門戸を叩きました。

行く所行く所、私の身体は一つの筈なのに、色んな病名が付きました。

「頚椎椎間板ヘルニア「変形性頚椎症」「頸肩腕症候群」「後縦靱帯骨化症」など。

もちろん、各医師の診断は全員、丁寧な説明があり画像診断の箇所も説明してくれ、正しい診断を下してくださっているので、それを否定するつもりは全くありません。

少し話がそれました。

そこから私が至った結論は、自分の身体を自分で勉強しようという決心に変わりました。

そこで民間療法の整体の学校に入ったのです。

整体の話はこのブログでするつもりはあまり無いので話を先に進めます。

当時通った整体の学校は広島の街の中にあり、友達の駐車場を借りてそこから毎日片道30分ほど毎日歩いて通学しました。

まだまだこの時点では運動は足りていたのだと思います。

そこから卒業し、修行先でしばらく勤めて、独立してから1年後、全く歩かなくなって1年弱、2回目のパニック障害が発症しています。

もちろん、精神的なダメージやストレスが主たる原因なのは間違いありません。

ただここで気になったことは、身体をよく動かしていた人が、全く身体を動かさなくなると、パニック障害発症の原因の一つになるのではないかという点です。

毎回言いますが、そこに医学的なエビデンスがあるわけではありません。あくまで私の個人的な実体験であることを記しておきます。

闘争か逃避か」の回でお話ししましたが、やはり現代はストレス社会です。

ストレスで交感神経優位の時間が長くなった際、身体を動かして、エネルギーを運動に変えることが大事であろうことを自分に言い聞かせてこの回を終了させていただきます。

しれでは次回まで

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