最近のカメラ事情

はじめに

闘病記がつづいたので、ここらで少し箸休め。

今回はカメラについて書いていこうと思います。

私は子供の頃からカメラが好きで、フィルム時代から色んなカメラに触れてきました

。

スマートフォンの進化

ここ数年、スマートフォンの普及、進化がめざましく、中でもカメラの進化は、誰でも綺麗な写真が撮れるようになってきました。

今回はフィルム時代は別枠として、デジタルカメラの進化の内容を機能別に少し掘り下げてみることにしよう。

先ずは、手ぶれ補正の進化。

1995年にキャノンがレンズ内手ぶれ補正を搭載、2004年にはミノルタがボディ内手ぶれ補正を搭載。

その後、何段分効果があると謳い、現状8段分の光学手ぶれ補正が効くという。

電子手ぶれ補正も同様の進化を遂げて、今ではスマートフォンの多くに搭載されている。

次に挙げられるのが、イメージセンサーの進化で、中でもISO感度を上げた時のノイズ除去の力は目を見張るものがある。

これによって暗い場所でも良く写るようになりました。

吐き出される色味やコントラストも、デジタルカメラ移行期にはいかにも作られた感が否めなかったが、今ではより実物に近い自然な画が出てくるようになった。

他にもオートフォーカスの精度の進化や、ナイトモードの搭載等が挙げられるが、とりあえず初心者が写真を綺麗に撮ろうと思った時、この手ぶれ補正とISO感度が撮れる写真の範囲を左右する、重要な要素だと思う。

その中でセンサーで受け止めた光を画像にする映像エンジンと呼ばれる部分の進化で、より写実的（この表現が正しいとは思えないが笑）、目に見た物に近い画像が出来上がるようになった。

いい写真とは

もちろん、写真はカメラの性能だけで決まるものではなく、良い構図、光加減、タイミングと等、撮り手のスキルの高さが求められる物であるが、今回のブログではそれらを一旦置いておいて、出てくる画像にフォーカスして書いてみようと思う。

最近、Instagramを筆頭に、映え写真とも呼ばれる、コントラストがパキパキで自然の色味以上に盛った写真がもてはやされていますが、私個人的にはこういう写真には抵抗感があって、よりニュートラルなコントラストや色味が好きなのです。

ここ最近では仕事に追われてなかなかゆっくり写真を撮る事が少なくなりましたが、つい最近、仕事の合間に河津桜を撮りに行ってきました。

しかし、自分の構図力と写真センスの無さに飽き飽きして帰ってきました。

落ち込みながらの帰路で色々思考を巡らしていく中で、下手ならまた初心に帰って1から練習してみようと一念発起しました。

反省と再出発

河津桜を撮った写真を見直す中で、自分の写真の大きな欠点を見つけてしまいました。

絞りを開いて（f値をの数字を下げて）背景をボケさせる写真が圧倒的に多くなっているのです。

誤解を恐れず言うと、ボケ写真の構図ばかりの写真は一眼レフ、今ならばミラーレス、つまりレンズ交換型のカメラを持てば誰でも撮れる写真なのです。（掘り下げるとそんな単純なものでは無いのですが）

ついでに、今はiPhoneにはポートレートモードという便利な処理機能もあります。

しかしここに頼り過ぎると、写真が単調なものになってしまいます。

何とかこの下手さから脱却せねばなりません。

昔のコンデジを引っ張り出して

そこでまず始めようとした事が、ボケを使わない写真で練習しようと思いました。

要するに、全体にピントが合っている、いわゆるパンフォーカスの写真でスキルを上げていうと言う事です。

センサーサイズが小さいカメラにすれば、自ずとパンフォーカスが作りやすくなります。

そう。スマホがまさにそうです。

しかしそこはカメラ好きの私からするとスマホじゃ少々寂しくて。

そう。物理シャッターが欲しいのです。

しかも手軽に持ち運べるという物。

実は去年、孫娘に私が昔使ってたコンデジをお下がりであげたのですが、今回借りてしばらく練習用に使っていこうと考えました。

懐古主義か？

コンデジもCanon、SONY、フジフィルム等色々使いましたが、生き残っていたのが、15年前のCASIOのEX-FC100というあまり写真機としては相応しく無いようなカメラです。（というとCASIOさんに失礼ですね笑）

元々は趣味のテニスのスイングチェックの為に、スロー動画を撮ろうと思って買った機械なので笑

しかし、このコンデジから出てくる画がどことなくノスタルジックで良いんです。

明るい場所で撮るのはそんなに苦では無いです。

少し暗い所での撮影でISO感度が上がった際に出るノイズや偽色が思ったより良いんですよね。

当時は偽色が出た時点でダメな写真って思っていましたが、今となるとどことなく懐かしく思えてきます。

それを感じさせる写真を１枚載せておきます。

長くなりましたが、今回は少々趣味のお話でした。

それでは次回まで。

何かご意見あればお気軽にコメントして頂ければ幸いです。